運河周辺の桜を眺めつつ、旧割烹新川屋本館周辺も散策。
現在ブラッスリー新川が営業をしている場所になります。
今年の1月1日に流山市の指定有形文化財に指定され、改修工事の設計業務委託業務の優先交渉権者も決定し、設計から動き出しそうですね。
流山の大事な観光拠点の一つである運河の動きも目が離せませんね。
まだ周辺を見ても何も進んでいませんが、今後の設計・改修工事を妄想しながら眺めてきました。
【旧割烹新川屋本館】を外から眺めてきた
正面から見るとこちらです。奥で少し見えにくいですが、赤い建物がブラッスリー新川の建物、黒い建物が蔵です。
今回対象の旧割烹新川屋本館と蔵ですね。
2枚目の右側が蔵を別角度から見た様子です。
昭和8年築(1933年)らしいので、相当年季は入っています。1933年を調べてみると、ナチスドイツが強力に力を持ち始めた年です。
この本館と蔵が大きく変わる予定です。
位置関係で見てみると、こんな感じです。
オレンジの部分が旧割烹新川屋本館(ブラッスリー新川)、水色の部分が蔵(新川屋バル)です。
ちなみにこちらの建物の周辺を見てみるとこんな感じです。恐らくここら辺の外壁は今回の改修工事の対象ではないと思います。
ちなみに、現在の割烹新川はこちらです。
鰻の名店です。落ち着いて食べたいので、大人だけで行きたい場所ですね。
高級料亭なので、大体5,000円ぐらいからといったお値段です。
そもそも【旧割烹新川屋本館】がどうなるの?
流山市のHPにもありますが、
創業明治25年の「旧割烹新川屋本館」を活用し、利根運河周辺地区を訪れる観光客の方への観光案内や、観光客の方と地域住民の交流のための施設、また地域住民の相互交流を目的とし、地域活性化の拠点として文化・交流等の活動を支える施設として整備を行う。当該施設は市指定有形文化財となっている。
引用:流山市「旧割烹新川屋改修工事設計業務委託(その2)に係る簡易公募型プロポーザルの実施について」
つまり、この場所を利根運河観光の拠点にするといった流れですね。
利根運河周辺の散策は大好きなので、本当に楽しみです。
そのための改修工事が行われます。
実際の改修工事までには結構時間が掛かりそう
ただ、現状は改修工事の設計業務委託先の優先交渉権者が決まったという段階です。
実際の改修工事が完成するのがいつになるのかは不明です。数年後ですかね。
ちなみに、今回の優先交渉権者は「合同会社もば建築⽂化研究所」という東京都台東区の会社です。
が、HPも無く、どういった会社かはネットでは分かりません。
ただ、流山市の実施要項を見てみると、過去の文化財に関する設計業務の実績を大事にしているようですので、このような設計業務に相当長けている会社なのでしょう。
また、簡易公募型プロポーザルの審査結果を見ると、圧倒的にこの会社が1位なので、相当良い提案なのだと。
我々にできるのは期待して待っているだけなので、とりあえず期待して待っていましょう!
【旧割烹新川屋本館】までのアクセス
所在地 | 〒270-0107 千葉県流山市西深井805 |
アクセス | 運河駅から徒歩6分 |