三輪野山の【茂侶神社】を散策

三輪野山の【茂侶神社】を散策

初めて三輪野山にある【茂侶神社】に行ってきました。

都市軸道路沿いで、ランニング、自転車、バスで100回以上は通りすぎたことはありますが、神社内に入るのは初。意外とそういう方も多い気がします。

新緑の季節は、緑がきれいで参道を通るのが本当に気持ちよくて、より魅力的な場所でした。

今年は新型コロナの影響で中止となりましたが、流山市指定無形民俗文化財の1つであるジンガラ餅行事(1月)が行われる場所です。

【茂侶神社】内を散策

一の鳥居を過ぎると、奉納や有名なジンガラ餅行事について記載されています。

三輪野山の【茂侶神社】を散策
三輪野山の【茂侶神社】を散策

また、記念碑や万葉歌碑(巻14東歌)が刻まれた石などがあります。

三輪野山の【茂侶神社】を散策
三輪野山の【茂侶神社】を散策

調べてみると、こちらの歌碑には、

  • 鳰鳥(にほどり)の葛飾早稲を饗(にへ)すとも その愛(かな)しきを 外(と)に立てめやも

と刻まれているようです。

意味はこちらで、恋する乙女心を歌った歌の様です。

  • 葛飾の早稲米を神様に供える夜は身を慎まなければならないのだけれども、あの愛しい人が来たら外に立たせたままにすることは出来ない

そこを過ぎると、二の鳥居があります。写真は前と後ろから。参道が何とも良い雰囲気です。

三輪野山の【茂侶神社】を散策
三輪野山の【茂侶神社】を散策

二の鳥居を通り過ぎると、顕忠碑や記念碑に関する説明などがあります。

三輪野山の【茂侶神社】を散策
三輪野山の【茂侶神社】を散策

参道を進むと拝殿(社殿)、さらに進むと本殿が見えてきます。

かやぶきの屋根が良い感じ。

歴史を感じますが、創建がいつごろかは分かっていません。

三輪野山の【茂侶神社】を散策
三輪野山の【茂侶神社】を散策

【茂侶神社】についてちょこっと解説

旧称は「三輪神社」。旧称は「三輪神社」。式内社論社で、旧社格は村社。

ここら辺の難しい用語については、wikipediaに解説もありましたが、複雑すぎました。ご興味ある方はご自身でどうぞ。

当社の創建は不詳。祭神の大物主命は、奈良県の三輪山にある大神神社の分霊とされており、社名の「茂呂(茂侶)」は、三輪山の旧名「御諸山(みもろやま)」の「モロ」のことであると見られている。そのため、当社の鎮座する台地もまた「三輪山(三輪野山)」と呼ばれている。

引用:wikipedia「茂侶神社(流山市)

大神神社の分霊のようですね。奈良の大神神社は、関西では非常に有名な神社で、知らない人がいなぐらいです。1度行ったことがありますが、見ごたえのある神社でした。

また、三輪野山が奈良の三輪山からきているというのも初めて知りました。

色々調べていくと面白いですね。

毎年1月に開催されるジンガラ餅行事

冒頭にも少し触れましたが、この茂侶神社内にてジンガラ餅行事が1月に開催されています。

こちらの行事は、流山市指定無形民俗文化財の1つに指定されています。

今年は新型コロナの影響で中止となったので、来年は是非開催される世の中であることを願います。

こちらにあるように、昔からこのエリアでは1月に供え餅を供えるようです。

三輪野山地区のオビシャでは、8種類の供え物を供え、8種類の具の入った芋汁をつくります。また上台3升、下台5升の供え餅を供えます。

引用:流山市「三輪茂侶神社 ヂンガラ餅行事

このような餅取りという行事でその年の吉凶を占うそうです。

裸の若者が神殿に入り、その中に供え餅が投げ入れられます。若者達は供え餅を引きちぎり、奪い合い、餅の割れ方で、その年の吉凶を占うという行事です。

引用:流山市「三輪茂侶神社 ヂンガラ餅行事

いつから始まった行事かは記載されていませんが、歴史のある行事のようです。

来年は無事に開催され、参加してみたいです。

【茂侶神社】の評判・口コミは?

SNS上での評判を少しだけご紹介します。ご参考までにどうぞ。

桜の季節も非常にきれいな様ですね。

私も桜の季節に目の前を通り過ぎたことはありますが、きれいそうだなという印象があります。

【茂侶神社】までのアクセス・駐車場

所在地  〒270-0175 千葉県流山市三輪野山619
アクセス流山おおたかの森、初石、流山セントラルパーク方面から車で数分
流山おおたかの森駅からグリーンバス
駐車場あり(都市軸道路工事中は入れない)
駐輪場スペースあり
トイレ確認できず(別のサイトにはありとありました)

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