先日、流山市立博物館に初めて行ってきました。
大人になってから自分が住んでいる町の博物館に行くという体験は、結構面白かったし新鮮でした。
旅行に行くと地方や海外の博物館に行くのに、地元の博物館は行かないんですよね。
でもこれは結構もったいないんだなって思いました。
地元のことは結構知っているから、「へーそうだったんだあ」ってなる場面が多い。
ので、旅行先の博物館よりもよっぽど発見がありました。
ということで、「博物館は子供の社会科見学だよ」とは言わずに、是非一度足を運んでみてください。
入館料(特別展以外)・駐車場無料ですよ。
流山市立博物館
館内の写真撮影は不可なので、文章中心になります。
館内に入って、名前を記入する場所に入館記念のスタンプを押せるところがあります。
子供が楽しそうにスタンプを押していました。
結構急な階段を上っていくと、2階に行く途中にボタンを押すと動く船があるので、それだけで子供は大興奮でした。
人もほとんどいないので、ちょっと騒がしかったですが、そんなに迷惑はかけていないかと。
階段を上りきると、展示エリアが拡がっています。
パンフレットをもらってきたので、載せておきますね。
大人用と子供用があります。
大人用の中身はこんな感じです。
子供用の中身はこんな感じです。
旧石器・縄文・弥生時代の流山から古墳時代、鎌倉・室町・江戸、100年ぐらい前の展示品が並びます。
流山の歴史が、旧石器時代や縄文時代から人が住んでいたこと驚きました。
また、古墳コーナーを見てみると、東深井や三輪野山あたりを中心に古墳時代の埴輪などが多く見つかったことがみてとれます。
そういえば、以前に訪問した東深井の森の図書館・古墳公園にも沢山の古墳があったことを思い出しました。
そして、白みりんの歴史ですね。
江戸時代後半から醸造業が盛んであった流山。
千葉県指定有形民俗文化財にもなっている「みりん醸造用具」などが飾られています。
また、新選組の情報は満載でしたね。
新選組ファンにとっては、大事な場所なんだと思います。
博物館にあった説明書きを見てみると、このように書かれてありました。
4月1日から2日にかけて江戸方歩兵380人から390人余りが流山に来て、大将の大久保大和(近藤勇)内藤隼人(土方歳三)らは長岡七郎兵衛方を本陣とし、光明院や流山寺などにも分宿した。
4月3日、官軍方(新政府軍)が、吉川三輪野江の渡しを経て流山に到着、江戸方を三方から包囲して攻撃した。不意を突かれた江戸方は高さん。
引用:思井 恩田家文書・「(日記)」慶応四年四月三日の条」
新選組の局長である近藤勇や副局長の土方歳三の別れの場所が流山であり、近藤勇は流山で捕まり、のちに板橋で処刑されたそうです。
光明院や流山寺は、そんな歴史のある場所なんですね。
あそこら辺は何回か通ったことがありますが、まさかそんな歴史のある場所とは知りませんでした。
知っても得することは無いかもしれませんが、なんか特別な気持ちにはありますよね。
そして、この直近100年ぐらいの移り変わりもコーナーが広いので、じっくりと見ることが出来ます。
大正・昭和・平成の流山がどのように発展してきたのか、今の流山と比較して見ることが出来るのでおすすめ。
私の拙い説明はこのぐらいで終わりにするので、週末時間があったらどうぞ。
また、博物館以外でも歴史を感じられるスポットがあるので、散歩がてらどうぞ。
流山市立博物館の評判・口コミ
SNSでの評判はこちらです。
流山市立博物館までのアクセス・駐車場
所在地 | 〒270-0176 千葉県流山市加1丁目1225-6 |
アクセス | 流山駅から徒歩7分 |
休館日 | 流山市HPの開館カレンダー |
営業時間 | 火曜~土曜:9時30分~19時 日曜・祝日:9時30分~17時 |
入館料 | 無料(特別展は有料) |
駐車場 | あり(無料) |
駐輪場 | あり |
トイレ | あり |