3年ぶりの開催となった赤城神社の大しめ縄行事を観させてもらいました。
赤城神社には、赤城山の土あるいはお札が流れ着いたという伝説があり、「流山」の地名の由来とも入れている場所です。
また、大しめ縄行事は、流山市指定無形民俗文化財の1つです。
流山5丁目から8丁目までの大勢の方が4班に分かれて3本のしめ縄+飾り縄を作り、鉄柱に掲げる超重労働な作業でした。
3年ぶりの大しめ縄行事in赤城神社(流山)
この掲示によると、
- しめ縄は、神前や神聖な区域にかけ渡して内外を分け、不浄をさえぎるもの
- 青竹4本に稲わらをかぶせ、縄で巻きしめた直径40cmの大繩3本を作り、練り合わせる
- 出来上がった大しめ縄は約500kg
- 10月の第3土・日曜日に行われる祭礼後も取り除かれずに1年間見守っている
元々行事は8時~14時の予定でしたが、作業は難航し15時でも終わらず、残念ながら最後まで見ることが出来ませんでした。
完成版を見ることが出来なかったので、今後寄った際に見たいと思います。
朝の10時ごろ赤城神社に到着すると、こんな感じで当然大しめ縄は無い状態。
流山5丁目から8丁目の方が、数百名で手分けをして、しめ縄を作っていました。
沢山の稲わらを使ってあそこまで太くしていくのはすごいです。
コロナ禍で色んなイベントや行事が中止になっていたので、こういった伝統的な行事も復活してうれしいです。
細かいことはよく分かりませんが、太いしめ縄を回しながら、さらに周りを覆っていきます。
1本のしめ縄を20人ぐらいで協力しての作業。
大変な作業ですね。
その後、子供が耐えきれなくなったので、しばし退散。
数時間後に戻ってくると、大しめ縄と飾り縄は完成していました。
約500kgと重たいため、人力では持ち上げることが出来ないので、チェーンを巻き付けて上に上げます。
いよいよ鉄柱に繋げるために上に上げていきます。
一番盛り上がる瞬間です。
そして、ほぼ鉄柱に届きました。
ただ、ここから鉄柱とのすき間を調整したり、鉄柱に大しめ縄を巻き付ける作業が難航しており、最後まで見届けることが出来ませんでした。
その時点で16時。
あの後何時までやられたのか分かりませんが、完成していることを祈ります。
飾り縄を付けた完成版を見ることが出来なかったので、次回見に行きたいと思います。
(2022年10月15日補記)完成版を見に行きました
ということで、3年ぶりに開催された流鉄BEER電車に行くついでに、完成版を見に行ってきました。
それがこちらです。
圧巻です。
この太くて重い大しめ縄を、細くて1本ずつの稲わらから作ったと思うとすごいですよね。
この新しい大しめ縄が1年間、不浄をさえぎってくれるようです。
一度流山本町にいくついでにどうぞ。
【赤城神社】までのアクセス・駐車場
所在地 | 〒270-0164 千葉県流山市流山6丁目649 |
アクセス | 平和台駅から650m 徒歩8分 南流山駅から1.5km 徒歩19分 |
駐車場 | なし |
駐輪場 | なし |
トイレ | あり(おむつ替えスペースあり) |